以前紹介しているG-1フライトジャケット MIL-J-7823Eの手洗いです。
今回で2回目。
ダメージが激しいので迷っていはいましたが、臭い問題が解決しないので。
洗うことで前回補修した部分がやり直しになるので、補修も違う方法でしています。
G-1フライトジャケット手洗いと修理
洗い方の基本は「自宅で革ジャンを洗う方法」で紹介している内容です。今回は手洗い。

前回やった簡単な補修はコチラ。今回は手縫いと圧着にレザーの削りカスを使用しています。

G-1フライトジャケット MIL-J-7823Eの紹介はコチラ。

G-1フライトジャケット手洗い
革ジャンが入る程度の容器を用意して、30℃~40℃のぬるま湯に洗剤を入れます。中性洗剤(おしゃれ着用など)
革ジャンの状態で洗剤や水の温度は調整したほうが良いと思います。
1度洗っていはいますが、臭い問題なので洗剤は多め。たぶん洗剤を計るキャップ一杯。(温度は30℃)
革ジャンを入れたら汚れを出すように揉み洗い。
汚れとは別に革の色も出てくるので結構エグい色になります。
それと泡立て洗う必要はないし、たぶん泡立つ事もない。ひたすら揉んで汚れを出す。(20分~30分程度)

※この画像は以前のですが、こんな感じです。
洗う工程と同じで、水を入れ替えて揉み洗い。水が完全に透明になることは無いので、汚れがにじみ出てきてないと感じるまで揉む。(20分~30分程度)
ダメージが酷い時の漬け置きは怖いので、漬け置きはしていません。

※この画像は以前のですが、こんな感じです。
洗いとすすぎが終わったらタオルドライ。
水気がなくなるまでタオルで押すように水気を取る。太いハンガーにかけて形を整える。アクションプリーツのある革ジャンならしっかりと形を付けたほうが良い。
1時間毎に形を整えながらタオルで水気を取る。(別に必須ではない)ある程度乾いてきたらオイルを入れる。(半乾き前)
ダメージが酷いのでマスタングペーストを入れています。(浸透性がいいから)
普段から手入れをしていたり、洗濯前に軽くオイルアップしているのであれば、半乾き以降でも問題ないと思います。完全にオイルが抜ける状態がNG。
⚠️注意点
- 洗う前にブラッシングして埃を取る
- オイルが一気に抜けるので軽くオイルは入れる
- すすぎは出来る限り頑張る
- 干してから完全に乾く前に軽くオイルを入れる
洗濯後





ダメージのある革ジャンだと、触ると銀面が剥がれてくるので、こんな感じになる。
G-1フライトジャケット 補修
一応補修はしていましたが、丸洗いすれば剥がれると思っていたので破れと穴補修です。
補修後に着ていて剥がれることはなかったので、ジーンズを下地に圧着でも良いのですが、動くのに気を使うのも嫌なので縫っています。
前提条件がボロなのでキレイに仕上げるというよりは破けない広がらないように。


穴補修は圧着してパテ盛りじゃなく、手芸ボンドを盛ってレザーを削って被せています。他のレザージャケットの穴補修した際に仕上がりが良かったので採用。

銀面が剥がれの削り
削っている番手は240番。革の状態にもよりますが、銀面の剥がれが酷くガサガサなので荒い番手で軽く削っています。
力をいれずに軽く当たりを消していく感じ。完璧に仕上げるのは無理なので、自分の許容範囲までの仕上げ。
ある程度削ったら800で全体を軽く削る。力を入れなきゃ傷が増えるような事にはならない。(ボロい革ジャンなら)
削ったらブラシでゴミを落として軽くオイルを入れる。気になる部分は繰り返し。


⚠️注意点
- 縫う際の下地は伸縮率があって薄い生地がおすすめ。
- 縫う際は完成形が理解した状態じゃないと失敗する可能性あり。
- テンションがかからない箇所は、圧着の方が無難。
- 銀面の剥がれは削って当たりを抑えないと一気に剥がれる可能性あり。
洗濯と補修後


最後に全体的にオイルを入れて終了。
実物はもう少し銀面の傷のはハッキリと見えます。
部分的に補色すればマシに見えるかもしれませんが、良い意味でボロい風合いを選んでいます。
G-1フライトジャケット手洗いと修理 まとめ
普通ならゴミ箱行きの革ジャンだと思います。
一応直して着れれば良いといった感じで補修しています。一応ヴィンテージに入るG-1なので。
修理屋さんにお願いする価値は無いので自分でコツコツと。そもそも頼んでも断られる気がする。
時間に余裕があり、失敗しても気にしない人であれば挑戦してみる価値はあるかもしれません。(時間は相当掛かるのでゴミにするのが正解だと思いますが)
わざわざ購入する人はいないと思いますが、程度にも寄るけど銀面の剥がれも一応着れる程度までは補修可能だと思います。

