古着で欲しい革ジャンを探している時に悩ませてくれるのが、ダメージあり。
ダメージの内容にもよりますが、自分で直せれば予算よりもかなり安く購入可能。
最近ダメージ革ジャンを2着購入したので、自分でも出来る革ジャン修理について紹介したいと思います。(素人レベル)
20年~40年以上前の革ジャンなので興味のある人もいると思います。革ジャンについては別記事も作成しているので興味のある人は覗いてみて下さい。
革ジャンの穴や傷を補修する
まず最初に自己責任と慣れが必要。
自信のない人はダメージのある革ジャンは避けたほうが良い。
自分で試してみようと思うなら激安価格を購入して色々試してみるのがオススメ。(最終的に材料として使える色は選んだほうが良い。)
革ジャンの穴や傷を補修するのに使用した道具
- 革ジャンの切れ端(デニムの切れ端)
- 手芸用ボンド
- 着色する補修材
革の切れ端は何でも良いと思います。(表にパッチとして使うなら色と革も合わせたほうが良い。)
手芸用ボンドは100均で購入したもの。
補色剤は一応専用のものですが、一般的な補色剤(サフィールなど)と違い粘り気が強いのを選んでいます。
A-2フライトジャケットの穴塞ぎ





大きなダメージは1ヶ所。小さいですが裏地にも穴あり。もう1ヶ所は小さな穴。
細かく言えばそれなりの傷は多少ありますが、あまり気にしても仕方ないので。裏地の穴もスルーします。
リブは穴だらけです。貫通している穴以外はスルーしています。(基本的にリブのダメージはセットだと思っています。)
穴や破れに合わせて大きめに革を裁断します。穴から革を入れて糊付け。多少革についても濡れたタオルで拭けば問題ないです。
縫わない前提なので、圧着はしっかりとする。乾いたら補色剤を爪楊枝みたいな細い物で穴や破れ周辺を埋める。(キレイに盛るより薄く雑な方が目立たない)
補色剤として利用していますが、パテとしての役割も期待しているので、目立つ傷や穴周りの切り口にも不自然さが出ない程度に薄く盛ります。
2~3分程度乾かしたら補色剤がハミ出した部分や盛っている部分を調整。
糊の圧着に1時間程度。着色剤の乾燥に1日。(厚みを出さなければ1時間も乾かせば十分。)
基本的には糊固定で剥がれたら直す前提。
1ヶ月程度普通に着ていましたが、圧着部分が外れたり色飛びはしていません。
リブも修理していますが、紹介するレベルの事はしていません。興味のある人は「かけつぎで」で調べてみて下さい。私は応用しています。
基本的にリブのダメージはセットだと思っているので、一定レベルまで直すのであれば交換するのをオススメします。

G-1フライトジャケットの破れ・穴塞ぎ・ひび割れ




年代物で普段通りやると壊れる感じです。
大小破れあり。小さな穴多数。ひび割れ全体。
小さな破れと穴はA2同様に修理。
アクションプリーツ部分はレザー圧着しましたが剥がれてしまうので、デニムを下地にして縫っています。
基本的にはレザーの圧着と同じで、破れているヶ所より少し大きくデニムを切って軽く糊付けして縫う。乾くと糊が固くなるので固まる前に縫うほうが楽です。

脇部分なので雑に縫っていますが、テンションが掛かる部分なので、ゆとりを持たせています。
ダメージのある革ジャンを購入する時に多い表面(銀面)のひび割れや剥がれ。
最初に表面がひび割れている場合は買わないのが得策。
基本的にキレイに戻すのは不可能。最終的にゴミになる可能性も高い。
元に戻すことは不可能なので、とりあえずブラッシングして簡単に剥がれてしまうものは剥がします。
ひび割れや剥がれている部分を軽く濡らして、補色剤をコツコツ塗って2~3分程度置いて水拭きでカサカサを抑えるようにしてハミ出したパテを拭き取る。
これを納得できるとこまで繰り返す。(ある程度キレイになりますが、破れや穴が多い場合は諦めたほうが良いと思います。)
最終的に240番→600番のペーパーで仕上げています。これで仕上がりにしているので、普通に着たい人には厳しいかもしれません。
ペーパーは最終仕上げでオイルアップした後にやっています。
カサカサの状態だと必要以上に銀面を剥がしてしまうと思います。
そしてもう一度最後にペーパーをあてた場所にオイルを入れて完了。



補色剤(パテ)は基本的に薄く使う。ひび割れ部分にガッツリ盛ると大きく破ける可能性あり。今回は補色メインでの利用でパテ要素はオマケ。
キレイに拭き取れない場合は除菌テッシュに少し水を含ませると取りやすいです。(アルコール成分)
全体的に補色するほうが見た目はよくなると思う。ただ面白味もなくなる。
一応ザラザラしている部分はペーパーで滑らかにはなっている。

臭いが再発したので、手洗いと手縫いの補修を追加しています。

補色剤(パテ)
一応紹介しておきます。
使い方を覚えれば一応万能です。補色剤としても販売されていますが、補色剤であれば価格帯は上がりますが、サフィールを使用する方が良いと思います。
小さな傷や穴を埋めるのに「なんちゃってパテ」として利用する方がオススメ。
安くて色の種類が多くあるので、革小物や革靴、革ジャンなどレザーアイテムを多く所有している人にはオススメというよりあると便利。
まとめ
画像で判断してもらうしかないので、何とも言えませんが、穴や破れはテンションが掛かる部分でなければ比較的簡単に塞ぐことは可能。
もちろんダメージによっては縫ったり、表から革を被せる必要もあります。
A-2程度の穴や破れであれば他人からはわからないレベルまで直せてると思います。
G-1は正直ゴミに近いです。たぶんヴィンテージだなと思って出来るだけ着れるようにといった感じです。
色々やっても臭いが取れなかったので、手洗いもしてます。ヴィンテージだとしてもコスパ悪すぎ。
表革(銀面)の剥がれはペーパーなどでカサカサの面取り程度が限界で、気になる人だと難しいと思う。(買わないほうが良い)
あくまでも素人レベルですが、革ジャンの修理方法を紹介しました。

